一般社団法人りぷらすが、介護しながら仕事をしている人を支える法人向けの介護離職予防オンラインサービスの提供を開始します。
家族の介護をしている人の中で、全体の約4人に1人の割合で介護離職をしているという現実があります。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、デイサービスなどの利用自粛などで、介護者にかかる身体的・経済的負担は増大しており、介護うつや介護離職のリスクが前年と比較しても高まっています。
りぷらすでは、オンラインによる介護離職予防の研修や、介護支援の取り組みをできる体制を整えました。
4月より、介護する従業員を抱える企業向けに、「1、介護離職予防検収」「2、介護シミュレーション」「3、個別相談サポート」「4、情報サポート」「5、かいごカフェ」の5つのサービスを提供します。
りぷらすは今後も介護を担う介護者や企業を支え、「ありたい暮らし」ができる社会づくりを継続していきます。
以下リリース抜粋
介護離職者は9万9千人、介護しながら仕事をしている人は346万人いると2017年の就業構造基礎調査では報告があります。さらに。新型コロナウイルスの感染に伴い、健康状態の悪化や社会的孤立が進行し、この問題はさらに深刻化しています。りぷらすでは、2021年4月から、新たにホームページを開設し、この領域の課題解決に進みます。
15歳以上で家族を介護する人口は、H24年は557万人、平成29年時点で627万人と、5年で70万人と増加、一方介護離職はH24年10.1万人から9.9万人と微減となっており、介護離職ゼロの実現にはまだ遠い現状です。(H24年、2017年就業構造基礎調査より)
2020年以降の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、さらに介護離職ゼロは遠ざかっています。
- 高齢者要介護度、全国的に悪化か 区分変更申請、緊急宣言後に急増(2021年1月1日共同通信社)https://www.jiji.com/jc/article?k=2020123100328&g=soc
- あした介護が受けられない~コロナ長期化が生む“介護の空白”~(2020年10月7日NHK)https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4467/
- 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、高齢者の身体活動時間(運動量)が約3割減少(国立長寿医療研究センター)https://www.ncgg.go.jp/hospital/documents/kansenyobo.pdf
弊社の運営するデイサービスでも、感染の恐れによる利用自粛が認められています。
- 介護保険サービスの利用者は、2020年10月は674名、2020年12月は486名と、約28%利用が減少しました。(一般社団法人りぷらす)
このような状況から、介護者にかかる身体的、精神的、経済的負担は増大してきており、介護うつや介護離職のリスクが、2020年以前に比べると明らかに高まっています。
りぷらすでは、2016年より実施していた、介護離職予防の研修や介護者支援の取り組みを、オンラインでも提供できる体制を整えました。
2021年4月より、介護する従業員を抱える企業向けに、下記のサービスを提供致します。
サービス内容
- 介護離職予防研修
- 介護シミュレーション
- 個別相談、個別サポート
- 情報サポート
- かいごカフェ
本サービスに関する詳細
https://link-replus.com
一般社団法人りぷらすについて
- 一般社団法人りぷらすは、2013年に東日本大震災の最大被災地である宮城県石巻市で設立しました。子供から高齢者まで病気や障害の有無に関わらず地域で健康的に暮らし続けることができる社会を創造するを理念に、介護障害福祉事業、コミュニティーヘルス事業、仕事と介護の両立支援事業を行なっています。障害者や高齢者、そして介護を担う介護者や企業を支えながら、他の地域でも応用可能なモデルを作り、「ありたい暮らし」ができる社会づくりを継続してまいります。
一般社団法人りぷらすホームページ
https://replus.mystrikingly.com
【本件に関するお問合せ先】
一般社団法人りぷらす
メールアドレス:info@link-replus.com
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