株式会社Zofukuは、ブロックチェーンアプリ開発のスタータープランの提供を開始しました。
本プランでは、パブリックチェーンへのデータの書き込み、分散ストレージへのデータの保存、フルノードの立ち上げと稼働、アプリUIの開発など、ブロックチェーンアプリ開発の実証実験を低コストかつスピーディーに行うことができます。
これまで、ブロックチェーンアプリの開発は、専門的なスキルが必要とされたり、開発費用が高額になったりと、開発に着手するハードルが高いという課題がありました。
そこで、スタータープランを利用することで、低コストで本格的な実験を行うことができ、開発に着手するハードルを下げ、導入を検討することが可能となります。
以下リリース抜粋
◆スタータープランでできること
- パブリックチェーンにデータを書き込むこと
- 分散ストレージ(IPFS)にデータを保存
- フルノードの立ち上げと稼働
- アプリUIの開発
◆3つのメリット
1. 低コストで実証可能
自社のデータセンターのブロックチェーンノードを活用するため、30~90%コスト削減を実現できます。ブロックチェーンの活用はやってみないと判断しづらい側面があり、低予算かつスピーディーさが求められます。
2. ノード運用が不要
ブロックチェーンアプリを開発するにはノードを24時間体制で稼働する必要がありますが、ノード運用はおかませできます。
3. プライバシーに配慮
パブリックブロックチェーンの中でも、セキュアなパブリックチェーンのフルノードを使うことで、プライバシーに配慮した本格的な分散型アプリの実証実験ができます。
◆ブロックチェーンアプリ開発の現状・課題
①開発に着手するハードルが高い
ブロックチェーン技術の発展に伴いブロックチェーン技術を活用したデジタル化や業界内の共有データベースの構築など開発が盛んに行われています。一般的に、ブロックチェーンを活用したアプリケーション開発には数ヶ月で800万円〜1,200万円ほどの費用が必要となります。
多くのプロジェクトは、企業内で完結するプライベート型のチェーンや、大企業間の連携や参加を募ったコンソーシアム型のためハードルが高いうえ、競合他社との関係性から判断が難しい側面もあります。また、ブロックチェーン人材の市場価値が上がるにつれ、採用や人材の確保が難しくなっています。
②ブロックチェーンエンジニアとスキル
ブロックチェーンエンジニアの採用は、国内でのエンジニアの数も少ない上に、採用したとしても社内に精通した人材も少ないため評価が難しい側面があります。
③ブロックチェーンを活用するべきか判断が難しい
ブロックチェーンを活用する開発において、ブロックチェーンを活用するべきかどうかという判断は非常に重要な問いです。ブロックチェーンに対する理解が必要ですが、技術発展のスピードが速いため、社内人材を育成するために通常業務に加えて学習するにはそれなりの時間が必要です。また、ブロックチェーンを活用した方が良いかどうか実際にやってみないとわからないケースもあります。その場合、まずは試しに作ってみることが近道です。
◆当社の強み
①経験のあるブロックチェーンエンジニアとのネットワーク
当社はブロックチェーンに特化したデータセンター事業を運営しており、ブロックチェーンに関する理解とスキルを持つエンジニアリソースを持っております。グローバルな人材の採用を進めており、エンジニアチームの構成は多国籍でグローバルなアプリの開発に対応しております。
②コストを抑えた開発
新たにブロックチェーンエンジニアを採用するとなれば、募集から採用まで多額なコストがかかってしまいます。また、初めからブロックチェーンを活用したアプリを開発するのではなく、既存のツールを駆使して通常のアプリ開発からスタートすることもコストを抑えた開発方法のひとつです。
③ブロックチェーンに特化したデータセンターを保有
本格的なブロックチェーンアプリの開発をする場合、ブロックチェーンノードを運用する必要があります。アプリケーションがブロックチェーンネットワークと接続するためにノードを管理しなければなりません。通常、開発企業はノードをクラウドにおくことでノードの管理コストを削減しています。当社のサービスは、自社でブロックチェーンフルノードを保有しているため、開発企業はクラウドと同様に管理不要で、よりコストを抑えた運用が可能です。
◆問い合わせ
株式会社Zofuku
文京区本郷3−36−1 本郷信徳ビル7F
hello@zofuku.com
会社HP:https://zofuku.com
コメントを残す