営業や出張など業務上車を利用する機会の多い企業には欠かせない、法人ガソリンカード。
法人ガソリンカードとは、エネオスやコスモ石油といったガソリン会社が発行している決済カードで、会社や個人事業主といった法人がガソリンスタンドでのガソリン代の支払いに利用することができます。
法人でガソリンカードを利用する際には、なるべくコストをおさえつつ、利用しやすいカードを選ぶことが大切です。
そこで当記事では、法人ガソリンカードを選ぶ際のポイントと、おすすめのガソリンカードをランキング形式で5つご紹介します。
法人ガソリンカード比較ポイント
法人ガソリンカード比較項目
- 年会費
- 発行手数料
- ガソリン価格
- 対応スタンド
法人ガソリンカード比較ポイント
法人ガソリンカードで一番重視するべきポイントは、年会費や発行手数料などの「コスト」です。
法人では営業や出張などで車を利用する人数が多くなることから、できる限り年会費や発行手数料などをおさえつつ、カードを利用できるかどうかが大切となります。
また、少しでもコストをおさえるためにも、店頭価格なのか、契約価格なのかといったガソリン価格もおさえておきましょう。
もう1つのポイントは、「対応スタンド」です。
よく利用するガソリンスタンドで実際に利用できなくては意味がありません。
よく利用するガソリンスタンドがどこなのかを確認したり、出張などが多い場合には全国的にガソリンスタンド数が多いところを選択しておくと、いざというときにも利用しやすいため、利用用途や頻度もあわせておさえた上で、利用するカードを選択しましょう。
今回は、特に年会費や手数料などのコスパ面を重視して、おすすめの法人ガソリンカードを選定しました。
法人ガソリンカードおすすめランキング
1位.ENEOS BUSINESS
カード名 | ENEOS BUSINESS |
---|---|
発行会社 | トヨタファイナンス |
利用可能ガソリンスタンド | ENEOS |
年会費(税込) | 0円 |
カード発行手数料 | 0円 |
ポイント還元率 | 0.00% |
クレジットカード機能 | なし |
ガソリン価格 | 契約価格 |
この法人ガソリンカードをおすすめする理由
ENEOS BUSINESSをおすすめする理由は、年会費、カード発行手数料が無料で、コスパ面に優れているところです。
ガソリン・経由の価格も契約価格で利用することができ、通常よりもお得に利用することができるため、法人の経費節約にもつながります。
ENEOSは全国的にも利用店舗数が多く、2019年の実績では、国内燃料油販売シェアが47%、系列給油所数シェアが約13,000カ所と、国内第1のシェア率を誇るため、どの法人でも利用しやすいという点も強みと言えるでしょう。
また、カード盗難保険・紛失補償もカード入会と同時に付帯されるなど、サービスも充実しています。
ENEOSをよく利用する場合や、コスト削減を考える法人であれば、おすすめできるカードです。
デメリットとしては、クレジットカード機能がついておらず、ポイント還元などがない点が挙げられます。
ガソリン代の支払い以外で利用する際には、他の法人カードを併用することをおすすめします。
2位.出光Bizカード/プラス
カード名 | 出光Bizカード/プラス |
---|---|
発行会社 | 出光クレジット |
利用可能ガソリンスタンド | 出光 |
年会費(税込) | 0円 |
カード発行手数料 | 0円 |
ポイント還元率 | 0.00% |
クレジットカード機能 | なし |
ガソリン価格 | 契約価格 |
この法人ガソリンカードをおすすめする理由
出光Bizカード/プラスをおすすめする理由は、年会費や手数料などが無料で、カードの発行枚数も多く利用しやすいという点です。
また、ガソリン、軽油、灯油などの燃料油はカードを発行した販売店との契約価格で給油が可能なため、店頭価格よりもお得に利用できるところも最大のメリットと言えるでしょう。
さらに、経費管理にも特化しており、車両別に「利用日」「利用商品」「数量」「金額」「利用地区」などの明細を見ることができるため、経費申請や処理もスムーズに行うことができます。
デメリットとしては、1位に挙げたENEOS BUSINESSと同様、クレジットカード機能やポイント還元などがない点が挙げられます。
ガソリン代の支払いのみに利用する分には問題なく利用できるカードと言えます。
3位.シェルビジネスカード/一般カード(JCBカード)
カード名 | シェルビジネスカード/一般カード(JCBカード) |
---|---|
発行会社 | コスモ石油マーケティング |
利用可能ガソリンスタンド | コスモ石油 |
年会費(税込) | 1,375円 |
カード発行手数料 | 0円 |
キャッシュバック率 | 最大3.00% |
クレジットカード機能 | あり |
ガソリン価格 | 店頭価格 |
この法人ガソリンカードをおすすめする理由
シェルビジネスカード/一般カード(JCBカード)をおすすめする理由は、キャッシュバック率が高いという点です。
カードの利用金額に応じてキャッシュバック率が0.00%から最大3.00%の間で決定され、交通費や出張費などで利用分にあわせてキャッシュバックを受けることができます。
年間最大で18万円のキャッシュバックを受けられることもあるなど、カードの利用額が大きい法人ほど、お得にカードを利用することができるというメリットがあります。
また、カード審査はありますが、クレジットカード機能が使えるため、ガソリン以外の経費などの支払いにも便利です。
デメリットとしては、ガソリン価格が店頭価格であり、ガソリン代の変動を受けるという点と、年会費が1,250円かかるという点が挙げられます。
キャッシュバック率と年会費を照らしあわせ、年会費分の恩恵が受けられるのであれば、利用を検討しても良いでしょう。
4位.コスモ コーポレートハウスカード
カード名 | コスモ コーポレートハウスカード |
---|---|
発行会社 | コスモ石油マーケティング |
利用可能ガソリンスタンド | コスモ石油 |
年会費(税込) | 0円 |
カード発行手数料 | 0円 |
ポイント還元率 | 0.00% |
クレジットカード機能 | なし |
ガソリン価格 | 会員価格 |
この法人ガソリンカードをおすすめする理由
コスモ コーポレートハウスカードをおすすめする理由は、年会費や発行手数料などの経費がかからないという点です。
全国のコスモ石油サービスステーションでの利用が可能。ガソリン・軽油だけでなく、洗車・オイル・タイヤから車検の支払いなどにも利用できるため、コスモ石油をよく利用する法人であれば、おすすめできるカードと言えます。
また、ETCスルーカードNを希望に応じて発行できるため、ETCカードとあわせて利用したい法人は候補の1つとして入れておいても良いでしょう。
デメリットとしては、ガソリン代の割引などがなく、店頭価格での利用となるため、大きな経費削減効果は期待できないという点が挙げられます。
5位.宇佐美ビジネスカード
カード名 | 宇佐美ビジネスカード |
---|---|
発行会社 | 宇佐美鉱油 |
利用可能ガソリンスタンド | 出光,宇佐美 |
年会費(税込) | 0円 |
カード発行手数料 | 0円 |
ポイント還元率 | 0.00% |
クレジットカード機能 | なし |
ガソリン価格 | 店頭価格 |
この法人ガソリンカードをおすすめする理由
宇佐美ビジネスカードをおすすめする理由は、全国の出光、宇佐美で利用可能なため、利用できる店舗数が多いという点です。
また、年会費や発行手数料なども無料なため、コストの削減にも役立ちます。
デメリットとしては、ガソリン価格が店頭価格であるため、ガソリン代が割高になる可能性があるという点が挙げられます。
コメントを残す